必要な人や設備を見積もっても、使う時期が合わなければ、その仕事は進みません。
リソース計画(Resource plan)は、目的に必要な資源を、時期と作業へ合わせて確保し、割り当てる計画です。
資源には人員、技能、設備、材料、外部の支援などが含まれます。

量だけでなく時期を合わせる

たとえば、製品評価へ試験装置と二人の専門家が必要だとします。
装置が空く週と専門家が参加できる週が違えば、どちらの準備もあるのに評価できません。
作業の依存関係に合わせ、必要な資源を同じ時期へ置けるかを確認します。
調達や教育に時間がかかる資源は、使用する時点より前に手配の仕事を計画します。

使える能力を確認する

人員は、所属人数だけで数えません。
通常業務、休暇、他案件、必要な技能を確認し、実際に使える時間を見ます。
専門家の一人が別案件の障害対応も担うなら、すべての時間を予定へ割り当てると、突発的な仕事で計画が崩れます。
余裕をどう持つかは、過去の変動と求める対応の速さを踏まえて決めます。

共有する設備にも、保守、校正、準備の時間があります。
装置を使う期間だけでなく、次の試験へ切り替える仕事も含めます。
資源の提供者と、変更時に相談する責任者を示します。

不足する場合の選択肢

計画した資源が得られない場合は、優先順位を変える、仕事を分割する、技能を育てる、外部へ依頼するなどの案を比較します。
単に人を追加すればよいとは限らず、説明と確認に必要な負担もあります。
期限、品質、費用への影響を示して判断します。
実行中は、担当名だけでなく、使える時期と残る作業量を更新します。

プロジェクト資源見積もりは必要量の予測、リソース計画は確保と配分に重点があります。
リソースマトリクスへ配分を表すと、案件や担当の偏りを検討できます。
複数案件をまとめた能力の調整はキャパシティ計画も関連します。

参考資料