期間の決まった取り組みを進めるには、担当の一覧だけでなく、成果を作るための協働が必要です。
プロジェクトチーム(Project team)は、特定のプロジェクトの目的へ向けて、計画と実行を担う人々の集まりです。
同じ部門の人だけとは限らず、異なる専門家や外部の担当者が参加することもあります。

成果までの仕事から編成する

たとえば、店舗へ新しい注文端末を導入する場合、設計と実装だけでなく、設置、操作の確認、現場教育、保守への引き継ぎが必要になります。
必要な成果を挙げ、その仕事を担う技能と判断者を確認します。
開発部門の人だけを集めてから他の仕事を探すと、導入直前に不足が見つかることがあります。
専任者と兼任者がいる場合は、参加できる期間と時間も共有します。

責任と情報の接点を整える

各担当者が何を決め、どの変更を誰へ伝えるかを明確にします。
端末の画面を変える場合、教育用の資料や利用者への説明にも影響するかもしれません。
変更記録と相談の場を用意し、担当の境界で仕事が止まる条件を見つけます。
リーダーがすべての情報を中継すると、その人が不在のときに判断が止まるため、関係者が直接話せる接点も作ります。

進捗の確認では、個人の作業量だけでなく、チームで何を完成させたかを見ます。
忙しい人が増えていても、設置へ必要な成果がそろっていなければ、目的へ近づいたとは判断できません。
支援の必要性と残る仕事を共有し、担当や順序を調整します。

終了後の体制も確認する

プロジェクトチームは期間限定でも、提供する製品やサービスは継続する場合があります。
運用の担当、未解決事項、知識と資料の引き継ぎを計画します。
導入後に効果を確認する仕事があるなら、その責任も残します。
製品開発チームは製品を開発する働きに着目し、必ずしも一つのプロジェクトで解散するとは限りません。
チームが活動を終える際の整理は解散期も参照できます。

参考資料