担当者が予定を持っていても、仕事の優先度や判断の期限がそろっていなければ、プロジェクトは進みません。
プロジェクトリーダー(Project leader)は、特定の案件の目的を達成するために、計画、実行、部門間の調整を率いる人です。
プロジェクトマネージャーとの呼称や職務の区別は組織によって異なります。

全体の目的を作業へ具体化する

たとえば、新しい包装材を製品へ導入する案件を考えます。
設計、品質、製造、調達が、それぞれ異なる条件を確認する必要があります。
リーダーは、変更の目的、対象の製品、受け入れ条件、判断する人をそろえます。
そのうえで、試験、設備の調整、供給の確認といった仕事を、担当と順序へ結びつけます。

問題を決定できる形にする

予定と実績がずれた場合、何が止まっており、全体へどう影響するかを確認します。
包装材の供給が遅れるなら、代替品、適用範囲、納期の変更を比較し、必要な判断を求めます。
すべてをリーダーの裁量で変えるのではなく、任された予算や範囲を越える事項はスポンサーなどへ相談します。
相談の際には、現状の報告に加えて、選択肢と各影響を示します。

専門上の判断は担当者と進めます。
リーダーが技術的な答えをすべて持つ必要はありませんが、疑問を誰がいつ解消するかを決める必要があります。
検証できていない前提を隠して、進捗をよく見せないようにします。

責任に必要な権限を確認する

任命時には、人員、予算、外部への約束、変更の承認について、どこまで決められるかを共有します。
複数部門へ依存する案件で、リーダーに調整の窓口がなければ、責任だけを増やしても進みません。
必要な会議と判断の経路を、上位の管理者と整えます。
終了時には成果の受け入れと運用への引き継ぎを確認し、次の担当へ未解決事項を残します。
組織形態による違いは軽量級チームと重量級チームも参照してください。

参考資料