担当者の人数を決める前に、どんな仕事へ、どの技能や設備がどれだけ必要かを調べる必要があります。
プロジェクト資源見積もりは、成果を作るために必要な人員、作業量、期間、設備、材料などを予測する活動です。
予定に合わせて人数を逆算するだけでは、実行可能性を確認できません。

成果から必要な仕事を分ける

たとえば、機器の試作品を3台作り、耐久試験を行うとします。
設計、部品の調達、組み立て、試験の準備、結果の評価を分け、それぞれへ必要な技能と設備を確認します。
試験装置の占有時間と、担当者が監視する時間は同じとは限りません。
人の作業量、設備を使う期間、外部の待ち時間を区別します。

根拠と仮定を残す

過去の類似案件を参照する場合は、台数、仕様、技能、使える工具の違いを調べます。
作業ごとに見積もる場合も、設計が確定しているか、試験をやり直す可能性があるかを記録します。
不確実な仕事には幅を持たせ、何がわかれば見積もりを詳しくできるかを示します。
計算結果だけを伝えると、前提が変わった際に更新すべき場所を判断できません。

見積もりは、実際に作業する人や専門家と検討します。
ただし、希望する期限を伝えてから数値を合わせさせると、必要な仕事が消えたように見えることがあります。
必要量の予測と、利用できる資源の配分は、分けて比較します。

実行可能な計画へ移す

一人に40時間の仕事があっても、通常業務があるなら一週間では終わらないかもしれません。
見積もった量を、使える時間と設備の予定へ置いて確認します。
不足する場合は、範囲、順序、技能の育成、外部への依頼などを検討します。
人を増やしても、共有や引き継ぎが必要なため、期間が比例して短くなるとは限りません。
実績を記録し、残る仕事と次の案件の見積もりへ反映します。
配分はリソース計画、能力と需要の比較はキャパシティ計画も参照してください。

参考資料