Thinkers 50コミュニティが選んだ最も影響力のある経営本(2023)

Thinkers 50から2023年の「最も影響力のある経営本」のリストが出ていました。古典的な本と新刊の両方が掲載されていますが、ここでは新刊のほうを紹介します。キーワードを眺めるだけでもトレンドが見えてくるのではないでしょうか。なお、Amazonの書籍情報をDeepLで翻訳しただけなので、間違いがあるかもしれません。出典:https://thinkers50.com/booklists/...

組織変革フレームワーク

Prosci 変更を準備する 変更を管理する 変更を強化するADKAR Awareness(認知) Desire(欲求) Knowledge(知識) Ability(能力) Reinforcement(定着)AIM: Accelerating Implementation Methodology 変革を定義する エージェントのキャパシティを構築する 風土を評価する ス...

4Cフレームワークを使ったワークショップの作り方

企業で研修をすると、人事の方などから「こういう研修ができる社内講師を増やしたい!」という声をいただきます。社内講師を育てる立場にあるわけではないので、そんなこと言われても「はーそうですか」という答えになってしまうんですけど……いちおう私が参考にしている方法がありまして、あまり知られてないみたいなので紹介しておきますね。それは、「4C」というフレームワークです。アジャイルコーチ界隈では有名な手...

スクラムマスターが読むべき5冊

Agile42に「Five books every ScrumMaster should read」というエントリがありました。タイトルだけ引用しておきます。 Mike Cohn, Succeeding with Agile Software Development Lyssa Adkins, Coaching Agile Teams Derby and Larsen,...

WIP制限の値の設定方法

カンバンのWIP制限の値をどのように設定すればいいか。『Agile Project Management with Kanban』にマイクロソフト社のXboxの例が載っていたので、紹介したい。 A: 1人の作業員が1か月にできる平均作業量 ← すべてのプロセス B: プロセスのなかでAの値が最も小さいもの C: 担当する作業員の人数 D: 1か月あたりのスループット(B×C) E:...

リーンキャンバスから事業計画書へ

引き続きリーンキャンバスのネタ。リーンキャンバスを書いたら、あとはもう建物の外に出るなり、プロトタイプやらMVPやらを作るなりして、足や手を動かしていただければいいのですが、大きい企業さんだとそういうわけにもいかず、プロジェクトを進めるにはドキュメントが必要になります。事業計画書ですね。とはいえ、あまり長いものを書きたくないので、短そうなテンプレートを探してみますと、10-20-30の法則で...

新規事業の4つのアプローチ(PGTM)

リーンキャンバスの研修を何度かやっているうちにわかってきたことがあります。アイデアの想起にいくつかの種類があるようなのです。ここでは代表的な4種類についてまとめてみたいと思います。ペイン型リーンキャンバスは左端に「課題」のボックスを用意しています。お客さんは何らかの課題を抱えていて、それを解決することによって価値をもたらす、というイメージですね。私の研修でも基本的にはこのアプローチをとってい...

アジャイル認定資格というもの

アジャイル関連の資格が多いようなので、どれだけあるか調べてみました。他にもあると思いますが、目立ったものは網羅できていると思います。スクラムアライアンス日本でも多くの人たちが、認定スクラムマスター(CSM)と認定プロダクトオーナー(CSPO)を取得していると思います。講師によって教材が違うので「誰の研修を受けるのか」が重要となります(個人的には、コンサルタントよりもエンジニア出身のトレーナー...

アジャイル導入の「最小限」の読書リスト

『Manage It! 現場開発者のための達人式プロジェクトマネジメント』などで有名なJohanna(かわいいおばちゃん!)が、「アジャイル導入の「最小限」の読書リスト」を公開していました。http://www.jrothman.com/services/minimum-reading-list-for-an-agile-transition/詳細は原文を読んでもらうことにして、簡単に紹介し...

雑誌『anan』で「アジャイル」

キムタクが表紙の『anan』 No.1914の特集は「人はチームで強くなる!」でした。コンビニで見かけて気になっていたので、早速購入して読んでみました。そのなかでも特に気になったのは、「ココッパ」というアプリを開発されているユナイテッド株式会社さんの紹介記事です。 IT業界でよく使われる”アジャイル開発法”でタスクと時間を把握しながら進行(p.34)まさか『anan』に「アジャイル」という...

スクラムマスターは開発メンバーになれるのか?

スクラムに関する資料を作っていて疑問に思ったのでQuoraで質問してみました。自分で訳しておいてあまり覚えていないので、改めて「スクラムガイド」を読んだんですが、明示的に書かれているところはありませんでした(兼任できるというようなニュアンスはある)。で、はじめてQuoraを使ってわかったんですけども、名指しで回答してもらうことができるんですよね。というわけで、Jeffに名指しで質問してみまし...