リーンキャンバス + 顧客ファクトリー + 顧客フォース

Image from Gyazo

ウォーレン・バフェットとチャーリー・マンガーは、企業への投資を検討する際、複数の思考モデルを組み合わせて評価しています。基準を満たせば全面的に投資しますが、満たさない場合は何もせずに状況を見守ります。

初期段階のアイデアも同様です。

私は、製品に依存しない3つのメンタルモデルを以下のことに活用しています:

  • 進捗の基準設定
  • リスクの優先順位付け
  • 適切なタイミングで適切なアクションをするための次のステップ

本稿では、私が日常的に活用している3つの重要なメンタルモデル(リーンキャンバス、顧客ファクトリー、顧客フォース)について解説します。

メンタルモデル1:リーンキャンバス

これはチームと一緒に最初に用いるメンタルモデルです。必ずしもこれが最適な出発点だからというわけではなく、単に最も普及していて理解しやすいモデルだからです。

リーンキャンバスは、アイデアを構成する主要な前提条件に分解し、ビジネスモデルの全体像を伝えます。

Image from Gyazo

リーンキャンバスを作成することで、創業者は自分の思考を整理し、アイデアをビジネスモデルとして伝達する練習ができます。

このプロセスを通じて、チームの意図を把握し、さまざまなストレステストで前提条件を検証し、ビジネスモデルモデルを改良することができます。

メンタルモデル2:顧客ファクトリー

多くのチームは、アイデアの明確で具体的な成長計画を持っていません。明確で具体的な指標や目標を持っていないからです。ここで「顧客ファクトリー」が役に立ちます。

Image from Gyazo

顧客ファクトリーは、顧客が「気づいていない訪問者」から「幸せな課金顧客」になるまでの主要なステップをモデル化します。

私はこのモデルをリーンキャンバスの診断の直後に使用しています。チームがアイデアの規模(事業性)をテストし、具体的な指標と目標を設定したトラクションロードマップを構築できるよう支援するためです。

Image from Gyazo

製品の現在のトラクションを追加すると、以下の点を支援できます:

  • チームの現在のステージ(PSFなのかPMFなのか)の特定
  • 市場投入戦略の優先順位付け
  • ステークホルダーに対するビジネスモデルの進捗状況の伝達

このモデルは、以下のように全社的なダッシュボードとしても機能します。

Image from Gyazo

このようにマクロ指標を可視化したら、以下の目的で活用できます:

  • 事前にモデル化した数値と実測値を比較する
  • ビジネスモデルにおける主要な制約要因(ボトルネック)を特定する
  • 最もリンクが弱い部分(最もリスクの高い部分)に注目する

メンタルモデル3:顧客フォース

PMFを達成するチームとしないチームを分けるのは、他の人が気づかない「洞察力」です。

私が使用する3番目のモデルは「顧客フォース」です。

Image from Gyazo

「顧客フォース」とは、顧客の意思決定に影響を与える要因を説明した顧客行動モデルです。

顧客ファクトリーが顧客の行動の「なに」を説明するのに対し、顧客フォースはその行動の背景にある「なぜ」を解明します。

Image from Gyazo

顧客の行動の背景にある「なぜ」を理解することが、ビジネスモデルを成功に導く鍵となります。

以上の3つの視点を通して製品を検討することで、アイデアの需要性、事業性、実現性を検証できます:

ビジネスモデルの物語(リーンキャンバス)+ トラクションロードマップと指標(顧客ファクトリー)+ 顧客ジャーニーの洞察力(顧客フォース)

これらのモデルは、プロジェクトの初期段階だけでなく、あらゆる段階で活用できます。

これらのモデルは、アイデア段階からPMF、そしてスケールアップに至るまで、製品開発の全フェーズで活用できます。