TOCのゴールドラットが「抵抗の6階層」を提唱していました。娘の Efrat Goldratt Ashlag がそれを9階層に拡張して、「何を」「何に」「どうやって」の3つの質問にそれぞれ対応させました。これらをうまく扱うことができれば、合意形成まで至るはずです。

何を(problem)

  1. 問題はまったく存在しない
  2. 問題はそれではない
  3. 問題が大きすぎて扱えない

▶対策:

何に(solution)

  1. そのソリューションの方向性は無理である
  2. そのソリューションの大筋は賛成だが、詳細は反対である
  3. そのソリューションにはマイナス面(悪影響)がある

▶対策:

どうやって(implementation)

  1. そのやり方は無理である
  2. そのやり方に大筋は賛成だが、詳細は反対である
  3. そのやり方にはマイナス面(リスク)がある

最後の壁(常に存在する壁)

  1. なんかイヤだ(感情)

▶対策:

参考文献