書籍『モダン・ソフトウェアエンジニアリング』の翻訳と「モダン・ソフトウェアエンジニアリングのエッセンス」
このたびIvar Jacobsonらの『モダン・ソフトウェアエンジニアリング』を翻訳いたしました。
また、本書の監訳者でもある早稲田大学の鷲崎先生よりお誘いいただき、「スマートエスイーセミナーシリーズ「ポスト・コロナ時代のソフトウェアエンジニアリングを考える」第3回 モダン・ソフトウェアエンジニアリングのエッセンス」にてオンラインの講演をしました。
以下、イベントの概要です。
https://smartse.connpass.com/event/178626/
あらゆる産業においてデジタルトランスフォーメーション(DX)がなし崩し的に進められようとするポスト・コロナ時代に、ソフトウェアエンジニアリングのあり方も見直し、必要に応じて変えるときが来ています。本セミナーシリーズでは全5回にわたり、ソフトウェアの開発や運用において変わらない本質と、変わりゆく新たな考え方や技術・プラクティスを探ります。
第3回は、ソフトウェア開発方法論の基盤を取り上げます。機械学習工学やIoT工学など、DX時代を迎えるにあたり様々な手法やプラクティスが現れる今こそ、変わらない本質を捉えて、ソフトウェアエンジニアリングに必要な変革を自ら組み立てていく取り組みが求められます。本セミナーでは、UMLの父であるIvar Jacobson氏らの近著『モダン・ソフトウェアエンジニアリング』(原題: The Essentials of Modern Software Engineering)をベースに、OMG標準であるEssenceを解説し、これからのソフトウェアエンジニアリングを展望します。Essenceは、国際的な運動SEMAT(Software Engineering Method and Theory)により、ソフトウェア開発において重要な概念や状態を整理した枠組みであり、方法論の組み合わせや新たな方法論の構築の基盤を与えます。 Zoomオンライン開催・参加無料です。ぜひご参加ください。
以下、講演の動画とスライドになります。