Archive for the ‘技術’ Category

弊社プログラマ全員が、ゴール・システム・コンサルティング社認定「TOC-CCPMスペシャリスト」を取得いたしました。

TOC-CCPMとは、『ザ・ゴール — 企業の究極の目的とは何か』で有名なエリヤフ・ゴールドラット博士の提唱するプロジェクト管理手法です。従来のプロジェクト管理手法が「事前の計画通り」にプロジェクトを管理していくこととは対照的に、TOC-CCPMでは「プロジェクトは事前に予測できない」ことを前提としています。

TOC-CCPMのプロジェクトの進め方は以下のようになります:

  1. プロジェクトのゴールを定義する
  2. ネットワーク工程表を完了地点から逆向きに作成する
  3. 各タスクの所要時間を50%確率で見積もる
  4. リソースの調整を行う
  5. クリティカルチェーンを決定する
  6. クリティカルチェーンに合わせてバッファを作成する
  7. 残日数とバッファ状況を確認する

特に「50%確率見積もり」と「バッファ」が、TOC-CCPMの大きな特徴と呼べます。

ご興味のある方は、TOC-CCPMの原典であるゴールドラット博士の『クリティカルチェーン—なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?』をお読みください。

ソフトウェア開発におけるTOC-CCPMについては、『アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~』に詳しく載っています。

Ruby on Railsの開発で意外と時間がかかってしまうのが、開発に入る前の環境準備です。認証系のプラグインを入れて、ページネーション機能を入れて、設定ファイルを書き換えて……といった作業を、開発を始める度に繰り返すことになります。

これを面倒だと考える人はやはりいるもので、よく使うライブラリや設定ファイルをまとめたRailsスタートアップパッケージBortが提供されています。GitHubで公開されていますので、ここからまた自分なりの設定をフォークしていくのもいいかもしれませんね。

ちなみにBortとは、特に何の意味もなくて、シンプソンズのエピソードから取ったものとのことです。

巷で「Ruby on Railsが12倍速くなるゥ!!」と評判の”NeverBlock”が、Ruby 1.8に対応したようです

発表によると、以下の環境で動作を確認したとのことです。

  1. Rails 2.1
  2. Thin 0.82
  3. Ruby 1.8.6
  4. MySQL 5.0
  5. A special build of EventMachine 0.12

今回のリリースによりRuby on Railsが正式にサポートされ、より簡単にNeverBlockを導入できるようになりました。また、WebアプリケーションのボトルネックとなるデータベースアダプタもPostgreSQL、MySQLの両RDBMSに対応し、さらなるパフォーマンス向上が期待できるようになりました。アプリケーションサーバはまだThinにしか対応していないようですが、Mongrelについては調整中とのことです。

Ruby on Railsはスピードが遅いと懸念されるお客さまもいらっしゃいますが、今回のNeverBlockやmod_railsのようなミドルウェアが一般化することにより、手軽にRuby on Railsを導入していただけるようになればと思います。今後の開発に期待します。